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<<   作成日時 : 2006/03/15 23:26   >>

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山口県光市の母子殺害事件で、最高裁での弁論が、弁護人の欠席で開かれなかったことについて、遺族のご主人が、各弁護人の所属各弁護士会あてに、処分を求める文書を提出した。

口頭弁論欠席、2弁護士の処分要求…被害者遺族

 山口県光市で1999年、本村洋さん(29)の妻子が殺害された事件で、殺人罪に問われ、1、2審で無期懲役判決を受けた元会社員(25)(犯行時18歳)の弁護人2人が、最高裁で予定されていた口頭弁論を欠席した問題で、本村さんは15日、2人が所属する各弁護士会に処分を求める文書を送った。

 「弁護士会が、裁判遅延行為と判断した場合は、懲戒手続きに入ってもらいたい」としている。

 弁論を欠席したのは、安田好弘(第2東京弁護士会)、足立修一(広島弁護士会)両弁護士。2人は14日に予定されていた弁論を、日本弁護士連合会が開催する裁判員制度の模擬裁判のリハーサルに参加することを理由に、欠席した。
(読売新聞) - 3月15日22時57分更新


だいたい、欠席理由の「日本弁護士連合会が開催する裁判員制度の模擬裁判のリハーサル」って何だ!?
弁護士会務を理由に法廷をすっぽかすってことが、そもそもおかしいのだが、裁判員制度の模擬裁判のリハーサルを理由にすっぽかすって、何を考えているんだろう。
それとも、我が日弁連は、この2名の弁護士に、法廷を欠席させるようにしてまで会務を強制したのか?
どうなんだ、日弁連、しっかり説明しろ!!

だいたい、最高裁の弁論なんて、朝から晩までやるわけじゃないから、出頭は十分可能だと思うよ。
こんな、ヘンテコな理由で欠席したということは、やはり弁護人が出廷しない限り法廷を開けないという刑事訴訟法の規定を逆手にとった遅延行為と受け取られても仕方ない。
信念に基づいてやってるだろうから、遅延行為を受け取られても、屁でもないかもしれんがね。
だが、サリン事件に続いて、こういうことばかりしていると、国会で弁護人抜き法案を通されるぞ。

安田弁護士の著作を読んだが、尊敬に値する部分も多い反面、裁判の引き延ばしを肯定するかの態度には、違和感を覚えた。
ルールの中で最善を尽くすのが、仕事というもんじゃないのか。
(私とはルールの捉え方が違うのかもしれない。)

今月初めに辞任した弁護人もどうかと思う。
まさか、グルの出来レースじゃあるまいな。

遺族は、法廷に傍聴に行くことぐらいしか、やれることがない。
遠いところから、都合をつけて、真剣な気持ちで最高裁までやってきてるのに。
そんでもって、弁護人欠席を理由に弁論が開かれなくても、各弁護士会あてに通知を送ることぐらいしかできない。

確かに刑事裁判は国家が主体となって刑罰を科すものである。
だが、日本で私刑が禁止される以上、被害者の処罰感情も裁判に反映させて運営していかないと、一般的な国民から理解が得られない状況になってきている。

各弁護士会では、「身内の馴れ合いだ」と叩かれないように、厳正な調査をしてほしい。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
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弁護人不出頭で弁論開けず=「極めて遺憾」異例の見解−光市母子殺害・最高裁(ヤフー... ...続きを見る
元検弁護士のつぶやき
2006/03/16 00:29
安田弁護士の訴訟戦術
 これはPINE先生のブログのエントリーにコメントしたものですが、  訴訟遅延テ... ...続きを見る
元検弁護士のつぶやき
2006/03/16 01:55
私としての量刑面での考え方
 産経新聞の社説で山口母娘殺害事件の弁護団の姿勢が批判されております。延期になった弁論は2006年4月18日に改めて行われますし、最高裁が欠席した弁護団に史上初の「出頭在廷命令」を出したのですが、くれぐれ〓.. ...続きを見る
高野 善通のブログ雑記帳
2006/03/17 23:20
愚考:ブログ炎上(安田弁護士欠席と山口母子殺害事件)
数日前の記事「最高裁公判に安田好弘弁護人欠席(山口母子殺害事件)」で書いた件について、あちらこちらのブログを覗いているが、あるブログ(複数)が炎上している。いや、この「炎上」と言う用語をここで使用してよいものかいささか疑問なのだが、日頃巡回して読ませていただいている「踊る新聞屋ー。」さんが(内容は異なるけれども)取り上げておられたので、状況的に似ているであろう?と解釈して使用させていただいた。 ...続きを見る
時評親爺
2006/03/19 14:48

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
>まさか、グルの出来レースじゃあるまいな。

書こうか書くまいか迷っていたことを、ここまではっきり書かれてしまいますと、コメントしたくなってしまうのですが、筋読みとしましては、まぁチームプレイじゃないのかなぁ、と思えてしまいます。

訴訟遅延テクニックというのは、私も使う場合があるのですが(例えば執行猶予期間切れ間近の被告人で、控訴すれば期間経過が確実な場合など)、それも限度があるものでして、私としては少なくとも裁判所のひんしゅくを買わないようにしています。

私が最も危惧するのは弁護人抜き法案の問題です。
モトケン
URL
2006/03/16 00:38
安田弁護士は「ルールの捉え方が違うのかもしれない」はまさしくそのとおりだと思います。著書には確かに「引き延ばし」という言葉がでてきますし、そのとおりの行為をしてもいると思います。が、ではその「引き延ばし」の間に、安田弁護士が何をしているかというと、事件の調査に徹底的に取り組んでいることが分かりますよね。一緒に弁護をやったというある弁護士さんが書いていましたが、安田さんは全ての供述調書をご自分でもう一度パソコンに入力し直し、それを切ったり貼ったりして構成し直し、追体験をすることで事件を理解していくのだそうです。ちなみに、その弁護士さんはご自分も安田さんの手法をやってみたけれど、あまりの大変さにスゴスゴと逃げ出してしまった、と書いていました。私が安田弁護士を尊敬するようになったのは、そういう事情もあります。屈折し切った被告人だってそんなことまでやって貰ったら、「自分も何とか応えよう」という気持ちになるのでは?忘れてならないのは弁護士の仕事は、被告人の利益と権利を擁護することだということ。今回の件は、裁判所に一番問題があると私は思っています。
うさぎ
2006/03/16 15:43
安田弁護士よりも期日直前に辞任した弁護士の方が非難の対象になりそうなものなんですが、世の中はどうやら違うようですね。
期日1週間前に事件を受ける羽目になったら、さすがに「少しは時間をくれ」と言いたくなります。
受けるなと言われても、誰かが受けなければそもそも公判を開けないわけで。
裁判所も、期日延期の申し立てが出ていたんだから、3ヶ月は駄目でも1ヶ月位先の期日を指定しておけば良かったと思います。

#グルの出来レースでないことを前提に考えてますが。
きゃんた
2006/03/16 16:38
まったくです。東京・広島の両弁護士会は、両名を処分すべき。

弁護士は、自分の顧客を守りゃーいい、という傲慢な考えをもつような輩は、徹底的に叩いてやればいい。
gon
2006/03/18 10:47

 本件を審理している最高裁第3小法廷の
浜田邦夫裁判長が5月下旬で定年退官する
らしい。
 これで、弁護側の意図がはっきりと明確
になった。
 浜田裁判長の定年退官前に結審していなけ
れば、浜田裁判長の後任者を含めてあらたに
合議をして死刑か否かを決めることになるから、死刑に消極的な裁判官が浜田裁判長の後
任者になることを期待して、死刑判決を考え
ている現在の合議体による判決を回避しよう
としているのであろう。
 つまり訴訟遅延行為であることは明白といえよう。

たんぼ
2006/03/18 18:56
>屈折し切った被告人だってそんなことまでやっ
て貰ったら、「自分も何とか応えよう」という
気持ちになるのでは?

 一審、二審では被告人は、「少年時の犯行だ
から死刑にはならないだろう」とたかをくくっ
ていた。実際、判決はそうだった。
 ところが検察は上告し、最高裁は弁論を開く
ことを決定。
 弁護士から、「最高裁が弁論を開くというこ
とは二審判決を変更するつもりである場合が多
い。二審判決の変更とは死刑を意味する。」と
聞かされて大あわて。
とすれば、被告人の言い分に変化が表れるのも
当然。
 自分の命が他者によって奪われるという現実
に直面しないと、他人の命を奪ったことの重大性に気付かないもの。
たぬき
2006/03/18 20:02
最高裁にしてみれば記録検討して弁論起案に1週間もあれば十分なのでしょう。
新しい合議体になっても1週間あれば判決を書けるのでしょうから1か月程延びたところでさほど影響はないのでは?

と意地悪にも思ったり。
きゃんた
2006/03/19 01:48
のど元過ぎれば熱さを忘れるの言葉通り
この被告人は、もし無期懲役になり刑期が終わったら再犯の可能性がないとはいえないと思う
もしそうなったら、アメリカの性犯罪者がすべて居場所がわかるようになっているシステムを適用していただきたい
人権がどうのこうのと左翼人権派は言うかもしれないが、大体場当たり的に残忍、残虐な犯罪を犯した人間に人権を論ずること自体ナンセンスだと思います
私的にはぜひ死刑にして頂きたいと思います
それが、残された遺族に対しての被告人ができるせめてもの償いだと思います
ちょっとね
2006/04/19 09:54

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