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help リーダーに追加 RSS 書評『やっぱりあぶない個人向け国債』

<<   作成日時 : 2007/07/03 14:32   >>

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おもしろかった。

http://www.sangokan.com/books/978-4-88320-391-8.html

表紙より。
今、政府は国債の販売に力を入れています。
その売り文句の決め手は、
「国債はいちばん安全な金融商品です!」
しかし、国は国民のためを思って国債の個人向け販売に力を入れ始めたのではなく、もはやだれも買ってくれなくなったから、国民に買わせようとしているのです。
そうだろうね。

私は、借金だらけの人にさらにお金を貸すようなお人よしではないので、個人向け国債など買おうと思わない。

もともと、国債というのは、長期金利の上昇やインフレによって損をすることは知られていたが、この本では、そうしたことも含め、現在の個人向け国債をとりまく状況について、分かりやすく書かれている。

IMF(国際通貨基金)に近い筋がまとめたとされている「ネバダ・レポート」が紹介されている。
この「ネバダ・レポート」が日本につきつけている内容が凄い。
 @公務員の総数と給料を30%カットし、公務員のボーナスと退職金は100%カット。
 A年金は一律30%カット。
 B国債の利払いは5〜10年間停止。
 C消費税を20%に引き上げ。
 D課税最低限を引き下げて年収100万円から徴税を行う。
 E資産税を導入し不動産に対して公示価格の5%課税。
 F債券、社債については5〜15%の課税。
 G預金については一律ペイオフを実施し、第二段階として預金を30〜40%カット。
日本が現実に破綻してIMFの管理下に入ると、こういうことになるのだろうか。

それから、日本はアメリカへの輸出で巨額の黒字を計上しているが、その黒字でアメリカの国債を購入することにより、アメリカの貿易赤字を埋めているというのは、前々から言われていたが、その危険性についても、分かりやすく解説されている。

「ネバダ・レポート」以外のことは、いずれも以前から知識としては持っていたが、改めて分かりやすく一冊の本にまとめてあるので、おもしろかった。

ま、内容についてどこまで信じるかについては、人それぞれだ。


やっぱりあぶない、個人向け国債―プロが教える「お金」の常識・非常識
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 国債を買おうかと思っていましたが、やめます。
M.T.
2007/07/04 17:16

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