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<<   作成日時 : 2014/06/08 19:08   >>

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弁護士HARRIERさんが、司法研修所での起案について触れている。
「最高の知見」の意味するところ|弁護士法人 向原・川上総合法律事務所/福岡の家電弁護士のブログ

私は、和光市の司法研修所で前後期の修習が行われていた頃の司法修習生だ。
前後期修習中は、司法研修所の敷地内にある「いずみ寮」で生活していた。
毎朝、朝食は、司法研修所内の食堂で食べていた。
私は早起きなので、食堂の開店と同時に駆け込むのだが、そこで、いろんな教官と一緒になった。
刑事弁護教官曰く「君らの起案をきちんと読むために、研修所に泊まったんだ。」
司法研修所教官という仕事に対する熱意を感じた。
どの科目でも、私の起案が真っ赤っ赤になって戻ってくることにも、教官の熱意を感じた

どの科目でも、教官室では、講義の進め方や起案の内容などについて議論や検討が行われ、クラス間でバラつきがでないよう、全ての司法修習生に対し最高水準の教育を提供することに、配慮されている。

法科大学院制度が導入されるにあたり、司法研修所の前期修習を廃止して法科大学院の教育にゆだねると知ったときは、衝撃だった。
あの司法研修所の前期修習の内容を、本当に法科大学院が提供できるのかと。
そして、法科大学院間で、提供する教育の内容や水準に、差がでたりしないかと。

ただ、まぁ、日弁連は、そんなことは、どうでもよかったのだろう。
日弁連と法科大学院。 PINE's page-ウェブリブログ
法科大学院制度を、我が国のロケット「H−UAロケット」に例えると。 PINE's page-ウェブリブログ
日弁連は、弁護士独自の教育システムを作るということが主眼で、どのような教育が行われるかは二の次だったのである。
弁護士独自の教育システムという目的も、今となっては、むなしい。

谷垣法務大臣のころの司法修習は、のどかだったのだろう。
湯島時代の先輩に聞くと、自宅起案も多かったし、毎日午後3時には終わるので、司法修習は天国だったと言う。
私のころは、朝から晩までカリキュラムがびっしりだったし、二回試験でもけっこう落とされた時代なので、みんな一生懸命だった気がする。

まぁ、いいや。
時代は、もう、戻らない。

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