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zoom RSS ハッピーリタイアか・・・。

<<   作成日時 : 2015/03/21 19:31   >>

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『ハッピーリタイア』の高中正彦日弁連副会長は、「法曹倫理」だの「弁護士法概説」だの「判例弁護過誤」だの、いろいろと本をお書きなんですね。
あぁ、「弁護士法概説」は、持ってます。

それは、それとして。

ハッピーリタイアって話ですけど、ふと自分の今後のことを思うと、「バ○なのでしょうか。」などと言ってられないですね。

自分が、あと何年、働くことができるのか。
これまでのように、お客さんに恵まれるのか。
気力や体力が、続いていくのか。
病気にならないか。

私は、地方の弁護士会にいるので、大規模会に比べれば、他の弁護士の顔が見える環境にあります。

私が弁護士登録をしたころにはバリバリと仕事をしていた弁護士でも、今に至るまでの間に、病に倒れたり、自ら人生の幕を閉じたり、進んで登録を抹消したり、と、そういった弁護士を間近で見てくると、自分もこれからどうなるんだろうと思うことがあります。
なるようにしかならないな、と思うこともあります。
でも、やはり、考えますね。

公務員をしていたころは、遅い早いはあるものの少しずつ昇進をしていって、定年を迎えて、そのあとは共済年金で、って漠然と思っていましたが、自営業者になってみると、昇進はありませんし、定年もありませんし、国民年金はもらえるかわかりませんし、でも、いつまでも仕事を続けられるわけではなく、突然あの世に行ってしまうのでなければ、引き際は自分で決めなくてはなりません。

事務所も、いつまで経営を続けていくのか。
事務職員の雇用や、賃貸借の継続、そういった事柄も、どこかで整理しなくてはなりません。

会費免除の年齢になるくらいまで、働けるのかな。

私が高校生のころ、実家の近所に、ものすごく繁盛しているラーメン屋さんがありました。
大将は2代目で、まだ30代の半ばくらいだったのかなと思います。

そのラーメン屋さんが、ある日、店じまいをしてしまいました。
母が大将から店じまいをした理由を聞いてきたのですが、大将は結婚して子供が生まれ、将来が見える安定した生活をしたくなった、老後に年金がそれなりにもらえるよう勤めに出たい、そう思っていたところ良い勤め先がみつかった、ということでした。

高校生だった私は、何てもったいない、年金って、そんな大事なの、と思った記憶があります。
今は、当時の大将の気持ちが分かります。
大将は、今は、年金暮らしです。
生きてきた時代も良かったのだと思います。

高中正彦日弁連副会長の言葉を善く解釈すれば、贅沢な生活をせず、コツコツと貯金をし、経営が苦しくなったときにはお客さんのお金に手を付けるのではなく、変なプライドを捨てて金融機関から融資を受けてしのぎ、それでも経営が上向く気配がなければ、傷口が広くなる前に廃業して別の道を探しなさい、ってことでしょうか。

そういえば、何年か前に、先輩の弁護士と事務所経営について話をしていたときに、その弁護士が「弁護士とあろうものが銀行から運転資金なんか借りられっか!」と言ったことがあり、それを思い出しました。
私は、そんなもんかなぁ、と思いましたが、高中正彦日弁連副会長の言うところの『エリート意識』というのは、こういった発言のことを言うのかなと、ふと思いました。


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